投資で浅い考えを深くする
相場に触れれば触れるほど、冷たいと思われる時があるんです。ホントは違うんです!村上です。
@鷺沼発マネーコンサルティングスラッシュオー兼資産バランスプロジェクト
今回は、周りから考え方が浅いなぁと言われる方、仕事の詰めが甘いと言われる方、もっと物事を多面的にとらえたい方の為の記事となっております。 では早速いきましょー
目次
(前回の記事)行動経済学を覚えているか?
考えが浅いとは何なのか?
何が行動経済学と関係するのか?
なんと、思考に肺活量まである!
投資は思考の肺活量を鍛える最も良い方法
(前回の記事)行動経済学を覚えているか?
ざっくりおさらいすると、主流派経済学(マクロ・ミクロ)では「人間は合理的に行動する」と言う前提でつくられている。けどそんな合理的に行動しないよね・・だから心理学的なアプローチも必要じゃない?ってところから、行動経済学が生まれたという話を致しました。 そう、心理!そこに考えが浅いとか深いという差を生み出す原因がある。
投資はどこで関係するのかってのはもう少し待ってくれ!
考えが浅いとは何なのか?
私が思う「考えが浅い」とは、物事を深く考えないということだ。では、堂々巡りしちゃうので、
物事とは球体であると思っている。
地球儀でも思いだしてくれればよいのだが、そうすると見てる人によって景色が随分違うんだよね。私がアメリカを見てたら、反対側から見てる人は日本が見えてるはず。
さらに私はアメリカを見てるんだけど、同じ方向から見てるのに目線が上の人はカナダを見てる。
伝わる?
それくらい物事はいろんな角度から見れるんだよね。 しかし、人間は悲しいかな自分中心に考えがち。
私が 「ほら、アメリカよく見えるじゃん!!」
と叫んだところで
相手は 「は?お前はアメリカ好きだなぁ」
くらいしか思わない。
この例は角度、そして遠近の差もあるんだ。 ほら、近視眼的とか言うでしょ。 つまり、考え方が浅いとは物事を自分の立ち位置(距離)や、一方向でしか見れないことなんだ。
何が行動経済学と関係するのか?
考えが浅い理由がわかったとして、今度は行動経済学。
興味を持ったら「ファスト&スロー」なり読んで欲しい。
人間はシステム1とシステム2で出来ているというのが根幹。
システム1は直感的でシステム2は分析的な役割。システム1は自動的に動き、システム2は普段は低レベルで働く上に、非常にめんどくさがりなんだ💦
しかし、システム1が難しいと判断しないとシステム2は作動しないと来ている。
ここで重要な余談なんだけど、「誰でも簡単」とか「たったこれだけで」などを使った広告を見たことあると思う。それは、簡単だからシステム2を作動させないでねって意味。
ここまでで、カンの良い人は気づいたかもしれない。そう、考えが浅いとはシステム2が上手く作動していないんだ。システム1の直感に追随するシステム2しか動かしていないともいえる。
なんと、思考に肺活量まである!
システム2が上手く作動しない原因はいくつかあるんだけども、多くは思考の肺活量の練習が足りないことが多い。なんだって?思考に肺活量???
と思った方はもう少しお付き合いを。
考に肺活量とは私が使う言葉なんで覚える必要ないんだけど(笑)
システム2は「本当にそうかな?」と思い、調べる、確認する、数える、計算する等の作業が入ってくる。すると考える事が増えてくるんだよね。システム2がフル活動することになる。でも思いだしてほしいのは、システム2は非常にめんどくさがりなんだ。つまりある一定までくると、「もういいや!」ってなる。感覚的に理解してもらうともういいや!ってなるのか早い人と遅い人がいるよね。それがどこまで行けるかが、肺活量なんだよね。
よくあるのは
「難しぃ~~わかんな~~い」
って女の子に言われた事あるだろうし、
「うんうん、そう、へぇ~」って適当に相槌売ってたら
聞いてるの?
って言われた男性もいるだろう(笑)それは、水中にさえ入っていない(システム2を作動させてない)。そんなイメージ。
で、肺活量と言うからには鍛えることが出来る!!
投資は思考の肺活量を鍛える最も良い方法
鍛えるというと、沢山考えると思われるかもしれないが違う。
その方法は、逆を考えること。
相手の立場になってとかよく言うのだけど、その日の気分もあるし体調もある、出来事も知らないから非常に難しい方法なんだよね。その点逆からだけ考えるのは楽なはず(笑)
そうすると、
投資はとても良い教材となる。
ほったらかし投資をあまり勧めないのは、こんな良い練習法を見逃してるからだ。
練習は簡単。(システム2を使わないで、という意味ではないぞ!)
1.自分で良いと思う株式を探しても良いし、日経平均が上がると思ってても良い。なんなら、営業マンの話に耳を傾けてみよう。
2.そうしたら、それが下がる(予想と逆の)要因を探す。(ちなみに必ずあるから、考えて書いてみることを勧める)
これだけで、システム2はフル稼働するし思考の肺活量は上がる。 これを無意識に行っているのは、良い営業と経営者。 経営者が思考が深い人が多いのは、新規事業を興すのに銀行に少なからず行っているだろうから。するとね、
「この事業の最大のリスクはなんですか?」
って聞かれるんだ。
この質問。銀行側もリスクがないところに投資をしたいと思ってるから聞いてる訳じゃない。
その事業に関して深いところまでその経営者が考えたか?
を知りたいんだよね。ノーリスクの事業なんてあるわけないとは知ってる(笑)
※と言っても、バカな銀行員も質問の意図が理解できない経営者もいるかもしれん。
そんな訳で、毎日でなくても逆を考えるを実践してみてください。
P.S.思考が深くなるのは良い事ですが、変に口にし過ぎるとメンドクサイ奴になるデメリットはあります(笑) 以上、楽しんで頂けましたら幸いです。
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