元証券サラリーマンから思う家具屋姫のお話し

番田駅から30分歩いたら、身も心も凍えた村上です。

@鷺沼発マネーコンサルティングスラッシュオー兼資産バランスプロジェクト


タイムリーでは書かないようにしている時事です。

なぜタイムリーにしないかと言うと、瞬間的に書くと一般論が多くなるから(笑)

結論から言いますと今回の大塚家具の問題は、

価格帯や会員制の廃止などから、顧客の要望も広がった結果、その対応に従業員教育が追い付いていないから。

と、個人的には考えております。

旧来の大塚家具は、お金がない私のようなお客には、身の引き締まるような接客。

資金力豊な方は、豊富な知識を持つ長年の係りがいて、丁重な接客があって、配送も一級品である満足感を売りにしていたと感じてました。ちなみに、ハガキ送られてきます(笑)


家具屋姫様は、20%の値下げから会員制の廃止と敷居を下げてHPの拡充など、時代の潮流をとらえた経営をされていたと感じました。

※参考:株式会社大塚家具 2020年4月期中間決算説明資料

http://www.idc-otsuka.jp/company/ir/data/kessan_setsumei_r1_8_21.pdf


基本どちらが正解とかはない!

と思いますが・・・

突然の接客スタイルの変化は従業員がついていけないとは考えます。


ここら辺をコンサルで説明する時は、よくフレンチレストランの話をします。

例えば、ロブションであったり、Q.E.Dクラブであったりですね。

※Q.E.Dクラブはずいぶん前から会員制は止めて、ずいぶん敷居は低くなりましたね。

まぁ老舗と言われるフレンチ

そこでね、は頼まないのです。その方が食べやすいのだけど・・・

もしかしたら、頼んだら持ってきてくれるかもしれないけど・・・

基本お行儀よく食べて、良いワインでも呑んで、素敵な夜を過ごすものです。

従業員にとっては、それが普通。

お客さまもそれを求めて、来店しています。


では、カジュアルフレンチ

そこでは、なんなら箸で食べるフレンチまでありますね。

老舗が提供するオーセンティックな雰囲気ではなく、もっと楽にフレンチ楽しもうぜ!となります。

そのため、ドレスコードも厳しくなかったりします。

従業員にとっては、それが普通。

お客さまもそれを求めて、来店しています。


では仮にですが、従業員を全員入れ替えてみましょう。

老舗フレンチに求めていたものが提供されるでしょうか?

カジュアルフレンチに求めていたものが提供されるでしょうか?

従業員はどう感じるでしょう?

老舗フレンチ→カジュアルフレンチに異動した人達は、

え!?こんなこと要求されるの?

と思う事もあるでしょうし、型が外れた分ルーズになる部分も出てきます。

カジュアルフレンチ→老舗フレンチに異動した人達は、

堅苦しいなぁとか、面倒だなぁ

と思う事があるでしょう。

少人数ならば、様々な店に行くことでズレを抑えることが出来るかもしれません。

しかし、大塚家具は約1,200人いる組織です。かなりの従業員研修をしないと見に付かず、行ってもすぐ店舗は回らなかったろうなぁと思います。


誰にとっても普通はありますが、その普通の変更は時間がかかるものですね。


そんな私どもに資産・運用・保険の相談したい方や村上に会ってみたいという方は下記連絡先までご一報くだされば幸いです。 

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マネーコンサルティング Ø(スラッシュオー)

社外秘書のようなコンサルタント・個人向けマネーコンサルとして活動しています。 ・会社の営業法 ・会社の財務 ・経営者と社員との心の橋渡し ・経営者の意思決定の手助け ・資産効率化 等です。「とりあえず村上に連絡するか!」が多い。 思考の整理・営業・資産管理に関わることを書いていきます。

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