最近のお問い合わせ
クリスマスの準備を済ませたら、クリスマスが終わった気がしている村上です。
@鷺沼発マネーコンサルティングスラッシュオー兼資産バランスプロジェクト
さて、相変わらず保険よりも運用のご相談が多く私らしいと思って嬉しい昨今です。
既に投資されている方から多いのは、
「インド債券&トルコ債券勧められてるけど、どうしたらよい?」
と
「インド債券&トルコ債券を持ってるけど、どうしたらよい?」
です。
結論から言いますと、投資前に相談してよ(笑)ではなく・・・
インドは持っているならそのまま。トルコはマイナス具合(ご自身の許容範囲)で売却もありだと思ってます。
そして、ちょいと今日は専門的になっています。
まず、経済を先にざっくり。
インド・・・経済は世界で6番目の規模であり、2011年推定でGDPは約2兆3000億ドルに達する 。約13億人という世界第2位の人口規模であることから、2016年の一人当たりのGDPは1,718ドルであり、世界平均と比較しても大幅に低い水準である。世界銀行はインドを低所得の経済と分類している。
トルコ・・・産業は近代化が進められた工業・商業と、伝統的な農業とからなり、農業人口が国民のおよそ40%を占める。実質GNP成長率は5%以上に復調、さらに同年末に成立した公正発展党単独安定政権のもとでインフレ目標が導入され[1]、インフレの拡大はおおよそ沈静化した。2005年1月1日には100万トルコリラ(TL)を1新トルコリラ(YTL)とする新通貨を発行し、実質的なデノミネーションが行われた。2010年代になると、テレビドラマをはじめとした文化産業が盛んになった。
※1.Wikipedia抜粋
※2.デノミネーションとは、10,000円の単位を切り下げ新100円にするなど。具体的には、新しい貨幣を発行したり、現行貨幣の数字を書き換えたりするイメージで良いです。
で、Wikipediaなんかではつまらないですよね(笑)
相談するからには、何かしら不安があるわけで・・・
改めて、インド・・・大手ノンバンクの債務不履行や自動車販売の急減などにより経済成長率は急減速しており、2019年7-9月期の実質GDP成長率は前年同期比 +4.5%と2013年1-3月期以来の低成長。
ここら辺の記事が気になっているのと、含み損が出ているからの不安かと思います。
個人的な見解としては、インド政府は8月に国有銀行を対象とする公的資金注入、自動車・住宅の購入支援策、海外投資家 の税負担免除などの景気刺激策を打ち出し、さらに、9月には大規模な法人税減税を発表するなど、 景気の下支えと金融支援に取り組んできました。それでも景気回復はおぼつかない様子・・・12月5日の追加利下げも見送りましたしね。ちょいと時間かかるかなぁという印象。
※参考:アライアンス・バーンスタイン「世界経済・金融市場の見通し」
※その他参考:三井住友アセット&ニッセイ基礎研究所等
次にトルコ・・・基本的にトルコって、ずっと対ソ連抑止の要だったんですよね。そしてNATOに加盟しているのに、ロシア製防空システムを購入してNATOとも一線を画し始める状況。
しかもですね、シリア北部情勢を巡ってトルコと米国の外交関係が再び緊張しています。米国の経済制裁などトルコ経済への直接的な打撃が懸念されますよね💦インフレの問題もありますし、そもそも投資がしづらい状況かな。
二国とも足元の経済状況はそんなに良くないです。
為替で勝てばいいじゃん!
という方もいらっしゃると思いますので、
※yahooファイナンスより10年チャート
トルコは経済状況を反映してか、ガッツリ持ってかれてますね・・・
利回りはと言うと、楽天証券で調べたところ
トルコリラベースで9.96%でした。税引き前なのにぃ(2019年12月22日付)
インドは投資信託ばっかりですね。
以上の現状と経済成長も鑑みて、トルコに投資は難しいと思っています。
インドは持っていてもいいのかな?という理由を最後に。
それはね、人口とその増加!!
経済成長するには、ある一定の人口増加は必要と思っています。それは、小売りや流通などの下支えになるからですが、実はアメリカは先進国では珍しく人口増えている国です。
ま、よしなに。
そんな私どもに資産・運用・保険の相談したい方や村上に会ってみたいという方は下記連絡先までご一報くだされば幸いです。
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