学資保険と終身保険で学ぶ部分最適と全体最適

こんにちは。スラッシュオーの村上です。

先日は埼玉→西東京と移動距離が多かったです。電車の風景が妙に和みました。


さて、最近よく目にする保険窓口代理店批判の記事について、全く個人的な意見を書いてみたいと思います。


いくつか記事はありますが、一番は手数料を高いものから出している云々・・という記事。

記事趣旨としては、例えば学資保険を見に来たけども終身保険を販売されることがある。

学資保険より終身保険の方が手数料が高いから悪い。

こんなとこでしょうか。


では手数料基準で考えた時、同じ商品が手数料が高いよりも安いほうがいいですね。

例えば、

前提)A社株を買いたいとします。

①B証券では売買代金の1%。

②C証券では売買代金の1.2%

当然B証券で買った方がいいですね。みなさん①を選んだと思います。


次に条件を増やしてみます。

前提)A社株を買いたいとします。

①B証券はほとんど連絡もなく、情報やアドバイスをくれない。手数料は売買代金の1%

②C証券は税金が変わったり、経済環境が変わるとアドバイスや情報をくれる。手数料は売買代金の1.2%


どうですか?自分の投資環境によって①を選ぶか②を選ぶかわかれると思います。

自分で銘柄を決め、情報を読み取る力があれば①でよいと思います。しかし、アドバイスが欲しい、第三者の考えが知りたければ②になるのでしょうか。


情報はC証券からとって、B証券で取引すればよいのでは?という方。

経済効率で考えればそれはとてもコスパの良いことだと思います。

ただ、C社の担当者も人間なのでB証券で取引してしまうのに良い情報提供をするでしょうか?

結果、良い情報を仕入れるという面から考えると遠のくような気がするのは私だけでしょうか。

これは別途考えていきたいと思うことですが・・・

また、B社が情報提供・アドバイスが優れていれば問題がないこと間違いないですね。


ここで、学資保険と終身保険に話を戻します。

そもそも、

学資保険と終身保険は内容が違う商品なので手数料率で考えること自体が間違っていると思います。


そしてでは保険を相談に行くあなたは、手数料の安い学資保険を探しに行ったのでしょうか??

そうではなく、子供ができて進学のための資金を効率よく貯めたい。万が一があっても高校や大学までは行くお金を確保したい等々を考えたのではないでしょうか。


それであるならば、子供のために効率よい貯蓄がしたい。使う時期は何年後である。その時の必要額もしくは月々貯蓄できる金額。を明確にし目的を優先した方がよいと思っています。


そして、お客さまを優先する担当者かどうかを見極めること。


そうすると手数料どうこうではなく、目的を一番達成できるものへの加入が最適だと考えています。(手数料を開示することで、保険会社間の競争を促すという側面はあります。ここでは、現状最適なものを選ぶことに焦点を当てて書いています。)

そして実は、目的・時期・金額を考えると保険ではなく、銀行での貯蓄や証券での貯蓄が正解かもしれません。

それも踏まえ、部分最適ではなく全体最適も考えるともっと自分に合った商品が選べると思います。


※販売する上でお客さまのお考えを満たす商品が複数社あった場合に手数料が高いものから出す。しかも1社しか出さないということを指す場合はそれは手数料や保険会社の問題ではなく、販売員のモラルの問題であると思います。(もちろんお客さまの考えをよく聞き、それを反映したものが1社だったということは往々にしてあります。)

※個人的な見解です。責任の所属は村上にございます。


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