持つことで収入が得られるもの

昨日今日と「知るぽると」を熟読している村上です。

 ＠鷺沼発マネーコンサルティングスラッシュオー兼資産バランスプロジェクト

 さて、将来的に資産になるものを持つことは非常に大切ですよね。

資産形成では特に大切。そしてそれは国に依存する部分が大きいですし、人口の増減は大切だよってのは他のブログで書いたかと思います。

 まぁあまり発展の無いと思われる国に、分散投資目的で資産持っても上手く行きづらいって話ですね。今日はもう少しコアな話。※積立ではなく、一括投資での話となります。

利益って2種類しかありません。インカムゲインとキャピタルゲインと言われるものです。

インカムゲインとは、資産を保有中に得られる収益のことです。株であれば配当金や債券であれば利子、不動産であれば家賃収入などです。

キャピタルゲインとは、売却することで得られる利益です。株価が上昇し、売却したから利益がでた。これはキャピタルゲインを指します。 

では、長期（15年～）の資産形成を考える場合どちらを優先して考えるでしょうか？私がお客さまにオススメするのは先にインカムゲインを優先するようにお話しします。なぜならば、インカムゲインはある程度約束されているから。特に債券は、満期まで〇〇年で年利△％と明記してあります。株・不動産は多少不確定です。 

ちょっとだけ以前の面談であった具体例をみてください。預金500万円の有効活用を考えていた女性40代。現状外貨建ての一時払い保険を提案されている状況でした。ご自身の好みとリスクに対する考え方次第ですよと話したうえで・・・ 

外貨建て一時払い保険）10年間の保障で満期になると108％程度。リスクは為替とカントリーリスクがメインですね。 

ソフトバンク社債）金利1.6％/年で、6年満期。リスクはソフトバンクが潰れないか？という信用リスクがメインです。 

外貨建て一時払い保険は、約8％の利益と+α為替の増減があります。ソフトバンク社債は、1.6％×6年＝9.6％です。あとはリスクとリターンとどちらが良いですか？という話をしたことがあります。 どちらが良く感じるか？はお客さま次第ですが、検討の余地があるよう感じて頂けましたでしょうか。 

では、あなたが投資している金融商品はインカムゲイン狙いでしょうか？それともキャピタルゲイン狙いでしょうか？そういった観点から投資戦略を考えるのもありかもしれません。少なくとも、売買頻度が下がるために証券会社は提案しづらい考え方です。

※マネーコンサルティングスラッシュオー村上の個人的考えであり、投資を勧誘するものではありません。

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